四十肩・五十肩対策 (自宅等で簡単にできるセルフケア)
《四十肩・五十肩とは》
中年以降に、明らかな原因がなく、肩の疼痛と可動域制限が生じる疾患で、肩関節の構造物の退行変性により発症するとされています。
肩関節周囲炎が同義語として使用されることもあり、さらには凍結肩ともいわれます。
《症状》
運動時に肩関節から上腕部にかけての疼痛、だるさ、安静時痛や夜間痛も出現します。夜間痛は患側を下にしたときや寝返り時にも疼痛が出る事が特徴てきです。
日常生活では、衣服の着脱や結髪、結体(上肢を後方へ回す動作)など様々な日常生活動作が困難になります。
また、姿勢は疼痛をやわらげるため肩関節を内転内旋位にして支える事も特徴的です。
《エース整骨院での治療》
病期には、急性期、慢性期、回復期と3つの病期があり、各病期には4ヶ月程度、全体としては長くて1年ほどで治癒します。
①急性期
・患部の安静
・アイシング
・保温
・軽度の運動療法
・電気治療
・超音波治療
・テーピング固定
・マッサージ
②慢性期
・ストレッチ
・チューブトレーニング
・可動域回復訓練
・保温
・電気治療
・超音波
・温熱治療
・肩関節矯正
・マッサージ
③回復期
・マッサージ
・チューブトレーニング
・温熱
・電気治療
・ストレッチ
・肩関節矯正
《セルフストレッチ・体操》
基本的には壁や手すりなど手が引っかかる場所があれば簡単に出来ますが、ゴムチューブなどがあればより効果的なケアができます。
☆ゴムチューブでのインナーマッスルトレーニング
インナーマッスルを引き出し、最適な負荷をかける事により、負担も少なく、肩関節に重要な筋肉を鍛えることができます。
①外旋運動
②内旋運動
③伸展運動
☆ゴムチューブでのストレッチ
基本的にはインナーマッスルを伸ばします。
自分の手だと中々上手く伸ばせなかったり、痛みを伴う事もありますが、チューブですと、簡単な力で伸ばす事ができます。
☆壁を使うストレッチ
基本的にはアウターマッスルを伸ばします
特に大胸筋から腋窩の筋肉を伸ばす様に意識します。
《日常生活での動かし方》
①
服を着る際は、患側の動きが最小限にすむよう、患側の上肢をさきに袖に通すようにし、脱ぐ際は、逆に健側の上肢から脱ぐ様にしましょう。
②
就寝時は、患側の肩から肘の後方にバスタオルや枕、クッションなどを置き、肩関節を内巻き(内旋)させる様にする事で、負担を軽減させましょう。
エース整骨院八千代市大和田
京成大和田駅から徒歩1分
予約可能です
夜20時まで診療
駐車場3台
キッズルーム有り
047-779-2513