足の浮腫(むくみ)をとる方法
《むくみってどんな状態?》
ひとの身体は、心臓から血液が動脈を通って酸素や栄養分を身体の隅々まで届けるために送り出されます。
血液を送り届けるのと同時に、細胞から排出された二酸化炭素や老廃物を回収し、静脈を通って心臓まで血液を戻していきます。
足先まで流れた血液は、心臓に戻る際に、重力に逆らってに戻らなくてはなりません。 その為、血液を戻すためのポンプの役割を果たしているのがふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)です。このふくらはぎの筋肉を収縮させることにより、心臓に血液が戻っていくわけですが、これがなんらかの理由でうまく運べなくなると、ふくらはぎで血液が停滞して足がむくんでしまうのです。
《どうしてむくむの?》
むくみには、一過性のものと、慢性のものの2パターンがあります。
病気が原因のむくみ以外は、生活習慣に原因がある事がほとんどです。過重労働、冷え、寝不足、運動不足、栄養の偏り、ストレスなどはむくみの大きな原因になります。
一過性のもの↓↓
☆長時間同じ姿勢になる
デスクワークや立ち仕事など、日々長時間同じ姿勢の状態でいると、ふくらはぎの動きが低下し、筋肉の収縮作用によるポンプ機能がうまく働かなくなってしまいます。その結果、足の血液が心臓に戻りにくくなり、うっ滞してむくみに繋がります。
☆運動不足による下腿の筋力の低下
運動不足によってふくらはぎの筋肉が衰えると、筋ポンプ機能が低下し、足の血液を心臓へ送り戻すのに力が足りなくなります。
☆無理なダイエット
無理なダイエットにより、栄養が足先までいきにくくなったり、足の筋肉が弱ってしまう時筋ポンプがうまく働かなくなります。
☆ビタミン、ミネラル、たんぱく質の不足
栄養素の偏りや接種不足もまた、むくみに繋がります。
特にカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB1、たんぱく質が不足すると、むくみがおきやすくなります。
☆塩分の過剰摂取
濃い味の食べ物や、塩分の高い食べ物を摂りすぎるとむくみの原因となります。塩分には水分を抱え込む性質があり、余分な水分をうまく排出できなくなり体の中に溜まってしまいます。
☆アルコールの摂りすぎ
アルコールを摂りすぎると、血管内の脱水の作用が働き、体の水分が失われ、血液濃度が高くなります。体は危険を回避するために血管内に水分を取り込み、血液濃度を低くしようとします。この時に取り込んだ水分の一部がむくみとなります。
☆体温調節不足
エアコンなどで温度変化のない環境の中で日々過ごしていると、体温調節機能が低下し、発汗などの自律神経の働きが鈍くなり、水分代謝が低下し、むくみの原因になります。
☆冷え
体の冷えもまた、むくみを起こします。身体が冷やされると、血行不良がおこり、足の毛細血管まで血液が循環しなくなります。そのため血液やリンパの流れが滞ってしまい、むくみにつながるのです。
☆ホルモンバランスの乱れ
妊娠や生理など、ホルモンの影響でむくみが出やすいと言えるでしょう。
慢性のもの↓↓
一過性のむくみの原因に当てはまらず、数日間〜から数ヶ月間、むくみが続くような場合には、何かしらの病気の信号の可能性もありますので、できるだけ早めに病院を受診しましょう。
△心臓の障害
心臓に何かしらの障害がある場合、心臓自身がポンプの役割を正常に果たせなくなり、結果として血行が悪くなり、むくみを引き起こすことがあります。こちらは心不全などの可能性があります。
△肝臓や腎臓の障害
血中にはアルブミンというたんぱく質があり、細胞外液から血管に水分を取り込んだり、排出したりしながら浸透圧を調整する役割を担っています。肝臓や腎臓に何かしらの障害がおきると、このタンパク質量が低下し、血管での水分調整が効かなくなってしまい、むくみがおこります。
△リンパ浮腫
血管と同様、全身に張り巡らされたリンパ管を流れるリンパ液が、なんらかの原因で流れが滞り、四肢に溜まった状態をいいます。こちらはがんが関与している事が大半ですので、要注意です。
△下肢静脈瘤
足の静脈には一度心臓に向かった血液が逆流して足に戻ることを防ぐ静脈弁がついています。その静脈弁が壊れて、逆流した血液が足に溜まってしまう病気が原因となることがあります。
△深部静脈血栓症(エコノミー症候群)
長時間のバスや飛行機に乗ったり、病気で寝たきり状態など、同じ姿勢を取り続けた後に足の静脈に血栓ができることがあります。足の静脈に血栓ができると静脈が心臓に戻りにくくなり、足はむくみます。足に血栓ができるのを予防するには、水分摂取や足を動かすように努めるほか、弾性ストッキングを履くことも有効です。
《むくみの予防》
①マッサージやストレッチ
・ふくらはぎのストレッチを中心に、モモの前、後、お尻など、下肢の筋肉をしっかりとストレッチしましょう。
マッサージもふくらはぎを中心に、朝やお風呂上がりなどにやってみましょう
②ふくらはぎの筋力を鍛える
・足の筋ポンプ作用(心臓に向かって血液やリンパを送る)を円滑にする為には、ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)などに刺激を加え、日頃から筋ポンプの働きをしっかりとおこなえるように、トレーニングすることが大切です
トレーニングとしては、立位姿勢で、つま先だちになり、ゆっくり下ろすを20回〜30回程度繰り返すだけでOKです。
③足首を動かし血行促進
足首をゆっくり15回程度左右回すだけで、心臓に向かって血液やリンパを返していくことができます。
《エース整骨院でのむくみとり治療》
エース整骨院では、高性能治療機器を取り揃えておりますが、手技を中心にむくみを取っていきます。
手で触り、患部の状態をしっかりと把握したのち、むくみを取り除き、以後浮腫みにくい身体にしていきます。
長年むくみで悩まされている方は、是非治療を受けてみて下さい。長くても1〜3ヶ月程度で改善されていきます。
一回2000円
回数券10回18000円
マッサージに加え、楽トレをオススメしています。
こちらは10分間で足底からふくらはぎの筋肉を鍛える治療(EMS効果)ですので、むくみにかなり効果が期待できます。
一回1000円
回数券10回9000円
エース整骨院八千代市大和田
京成大和田駅から徒歩1分
047-779-2513
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