グローインペイン症候群(サッカーなどアスリートに多い疾患)
【グローインペイン症候群て何?】
《症状》
グローインペイン症候群の主な症状は、サッカーの蹴る動作やランニングなどの繰り返しの跳躍などの運動によって、鼠径部や下腹部、内ももの付け根などに痛みが生じます。悪化すると、歩行時、立位時、立ち上がる、階段の昇り降り、靴下を履く、などの動きの際にも痛みを生じ、さらには安静時や、夜間にも痛みが生じるようになる場合もあります。
速やかに治療を行わないと、どんどん悪化し、かばっている筋肉や組織が硬くなり、股関節の可動域制限、筋力低下も見られるようになります。
《原因》
スポーツではサッカーでの発生率が特に多く、オーバーユース(使いすぎ過ぎ)などにより、鼠径部、体幹から股関節、骨盤に過度なストレスが繰り返しかかり、その代償として、
・筋力低下や柔軟性の低下、拘縮がおこる
・股関節の可動域の低下、全身の連動動作の不安定性、身体のコントロールの低下
等が連鎖して起こり、最終的に患部に炎症、痛みを引き起こします。
しかし、トレーニングの内容や時間、負荷のかけ方や個々の生活習慣などの影響もプラスされる為、これという原因に絞ることが中々難しいと言われています。
グローインペインは一度発症すると慢性化しやすく、完治した後も身体機能が低下する度に再発してしまう恐れがあります。
《他の疾患との鑑別》
恥骨結合炎、単純性股関節炎、大腿内転筋付着部炎、大腿直筋炎、腸腰筋炎、鼠径ヘルニアなど
《自宅でできるケア》
股関節周囲の定期的なストレッチ、体幹トレーニング、マッサージ、入浴、アイシング、休息など
《エース整骨院での治療》
基本的に疼痛が強い場合は、1〜2週間程度のスポーツ休止が必要ですので、我慢せず、休む事が1番の治療といえます。
当院での治療は、痛みの軽減、患部の早期回復の為、物理療法としてハイボルテージと超音波のコンビネーション治療を行います。他にも、温熱療法、干渉波、低周波、手技療法などを行い、股関節矯正も積極的に行います。
症状の経過に伴い、日常生活指導や、リハビリ、体幹トレーニングなど、完治までしっかりとサポートします。
痛みは、放っておくと、数年、数十年後に、変形性股関節症などといった疾患としてでてきたり、そのまま古傷となり、成長障害も起こしかねません。しっかりと早いうちに治療を行いましょう!
千葉県八千代市大和田
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エース整骨院
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