ふくらはぎの肉離れ治療について(スポーツ外傷)

おはようございます!

スポーツをやっている方、そうで無い方、『ストレッチ』やってますか??

私は毎日やってますよ! (とくに下半身ですが)

ストレッチは、単に身体を柔らかくするだけでなく、怪我の予防、疲労回復、血行促進、むくみの改善など、様々なメリットがありますし、勿論やった後がとてもスッキリしますので、是非おすすめなんですが、、
中々きっかけがないと続かないんですよね!汗

それでも継続できれば必ず身体に効果が現れますし、色々やらず、一部位と決めてやるだけで大丈夫です。
特に『ふくらはぎ』の筋肉を伸ばすことで、身体にとってかなりの効果が期待できますよ!

まずはふくらはぎの筋肉を伸ばす事が、下半身のストレッチのなかでも重要となりますので、気づいたときに、ふくらはぎを伸ばしてみて下さいね!

目安としては、15秒から20秒を2.3回を左右やってみてください!

さてさて、本題にはいりますが、 

今日は、スポーツ選手に多い怪我の一つである、ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)の肉離れについて解説していきます。

こちらの肉離れは、学生さんは勿論、社会人の方でスポーツをされている方にも特に多い怪我となります。

肉離れになってしまう原因や発生機転は様々ですが、損傷しやすい部位などは似通っていますので、そちらも含め、説明していきたいと思います!

肉離れとは、「自らの筋力あるいは介達外力によって、筋が過伸張され筋が断裂するもの」を指します。
下肢のスポーツ外傷の代表例であり、どんなスポーツでも起こりますが、特に陸上競技・サッカー・ラグビーなどに多いと言われています。競技に関係なく、ハムストリングス・下腿三頭筋・大腿骨四頭筋・股関節内転筋に多い疾患です。

【ふくらはぎのメカニズム】

ふくらはぎ=下腿三頭筋とは?

『ふくらはぎ』の筋肉は、主に下腿三頭筋と呼ばれる3つの大きな筋から構成されています。
1つはヒラメ筋で、残りの2つはヒラメ筋にかぶさっていて、さらに左右に分かれている腓腹筋です。

ヒラメ筋は下腿の上端から始まってアキレス腱に付着しています。一方、腓腹筋は大腿骨に付着します。
腓腹筋の起始部は2つに分かれており、内側頭は大腿骨の下端部内側から、外側頭は大腿骨の下端部外側からはじまっていて、いずれもアキレス腱に付着しています。

腓腹筋とヒラメ筋の違い
 

腓腹筋とヒラメ筋の違いは、筋肉の付着する場所からもわかるように、腓腹筋は膝関節と足関節の両方の動きに関わるのに対し、ヒラメ筋は足関節の動きのみに関わります。
筋肉の性質から見ていくと、腓腹筋は筋肉を強く、速く収縮させる『速筋』の割合が多いです。対してヒラメ筋は、ゆっくりと収縮する『遅筋』が主体となっています。

腓腹筋の特徴
・瞬発的な動き
・短距離走向き
・疲労しやすい

ヒラメ筋の特徴
・姿勢保持
・長距離走向き
・疲労しにくい


   

【肉離れの発生機序・症状】 

こんな症状の方は、肉離れかもしれません

・久しぶりにサッカーをやったら、走り始めにブチっとなった。

・子供の運動会で張り切って走ったらブチッとなった。


・テニスで急にダッシュしたら、ふくらはぎに激痛が走って歩けなくなった

・ランニング中、こむらがえりだと思って伸ばしたが、逆に痛くなり、その後も中々痛みが引かない。

肉離れというは、筋肉の細かな繊維(筋繊維)が微細な損傷、もしくは断裂してしまった状態の事を指します。
特に足のふくらはぎに多くみられ、『グリッ』『ギュル』というような、つった状態に似ている音や感覚を覚えますが、重症の場合、『バチッ』などという筋肉の断裂音をご自身で感じるくらいの損傷では、歩くのも困難となります。

断裂音を感じなくても、安静にしていればいつか治ると思っていたが、痛みが引かないという方が、実は肉離れを発症していたケースも多い事例です。

肉離れというのは、筋繊維に無理な力が加わったせいで、筋繊維が損傷または断裂した状態をいいます。わかりやすく例えますと切り傷と同じなのです。 切り傷が出来た場合は、そのまま放置しておくよりも、切れた箇所の皮膚を寄せ合い、固定することで早期回復していきます。
それと同様に、肉離れも、テーピングや包帯などで圧迫固定をしておくことにより、早期回復がみこまれますが、放置しておくと、傷跡となってしまう恐れがあります。

【原因】

ふくらはぎの肉離れは、サッカーや陸上、ラグビーなどダッシュや急ブレーキ、ジャンプするときや着地の動作はで起こります。
ダッシュやジャンプなどはふくらはぎの伸び縮みが強く起こるため、筋肉にストレスがかかりやすい動作となり、筋肉が耐え切れず損傷・断裂することで起こります。

しかし、それらの多くが、疲労の蓄積、オーバーユース、ストレッチ不足などから起こります。

その為、日頃の治療やセルフケアなどのメンテナンスが非常に重要になります。

【症状】

肉離れの症状は、損傷の度合いによって、Ⅲ度に分類されます。

Ⅰ度(軽傷):筋繊維の『微細損傷』・・・自力歩行が可能 腱・筋膜に損傷がなく、筋肉内に内出血を認める 損傷部に違和感や不快感を認める

Ⅱ度(中等症):筋繊維の『部分損傷』・・・自力歩行は困難 筋腱移行部の損傷を認めるが、完全断裂・付着部の裂離を認めない 損傷部に腫れや圧痛が見られ、凹みが見られることもある

Ⅲ度(重症):筋繊維の『完全断裂』・・・自力歩行は不可能 筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または付着部裂離 損傷部に明らかな凹みがあり、内出血も見られる
 

【リハビリ】

ふくらはぎの筋力トレーニング(下腿三頭筋からアキレス腱の強度を高めるトレーニング)がおすすめです。

壁に手を当て、両足の爪先立ちをしたのち、ゆっくりと踵を床に近づけます。(踵は完全に床につけません)
これを一セット30〜40回程度を2〜3回程度繰り返し行います。(筋力によって差がありますので大変な方は10〜20回1セット程度で)

【エース整骨院での治療】

初期段階では、アイシングや圧迫、固定などが必須となりますが、経過や状態により、積極的な治療『鍼治療など』が必要です↓

早期回復には、鍼治療がおすすめです。
鍼治療には、損傷部位の治癒力促進効果があります。
鍼治療が苦手な方には、鍼以外にも、ハイボルデージ治療や、超音波、干渉波など様々な高性能治療機器によって治していきます。

干渉波治療

超音波治療

【テーピング固定】

治療後の処置として、キネシオテーピングによる固定が重要となります。
わかりやすい効果としては、傷が入った組織を近づけて固定し、うまく使えない筋肉の変わりをしてくれます。
効果は長くて1週間程度持ちます。貼ったまま入浴も可能ですので、中々治療に来れない方にもオススメです。

エース整骨院八千代市大和田
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